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總持寺祖院大法堂にて板橋興宗様と
第2回 能登TANABATAサマーバレンタイン(2007年7月)



門前とどろ保存会

昭和49年2月6日、旧門前町(現在、統合により輪島市門前町)より無形民族文化財に指定されたこの唄は、曹洞宗大本山總持寺に往時輪番住職制が敷かれていて、その住職の受け渡しの座で祝い唄として歌われてきました。

明治31年に起きた大火により總持寺は横浜・鶴見へ移転し今の祖院となりましたが、この唄は祖院に引き継がれ約700年の長い歴史を現在に伝えています。

保存会は無形民族文化財に指定される以前には組織はなく、酒井二郎氏、滝本定一氏ら数人の人たちによって歌い継がれてきました。昭和49年の指定を機に酒井二郎氏を初代会長とし、約30名の会員により正式に保存会を立ち上げました。

その後、会員の高齢化などで会員数が減少し一時的に低迷の時もありましたが、平成18年に輪島市とあわせ組織を一新。名誉会長に總持寺祖院監院・長谷川文丈氏を迎え、新会長に丹圃勝紀氏、会員40名による現在の保存会が誕生しました。

この間、地元のテレビで紹介されたことをはじめ、毎年9月の總持寺開山の峨山禅師慰霊の御征忌法要での席、春・秋に行われる總持寺峨山道巡行の際の「峨山道巡行談義」、県立能楽堂、加賀博覧会、ふるさと門前まつり、結婚披露宴、月見会などの会場で数多く上演しています。

もんちゃん

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